いよいよ夏休みがスタート! 自由研究など宿題の予定はもう立てましたか?
ネタ探し中の子どもにこの夏おすすめなのが「ハブラシのリサイクル」です。古くなると家庭ごみとして捨ててしまうハブラシですが、実はリサイクルできる!という新しい仕組みが、今年の5月から始動しています。
その名も、「ハブラシ・リサイクルプログラム」。使用済みハブラシを集めて、植木鉢やおもちゃなどプラスチック製品に生まれ変わらせるプログラムです。
墨田区・『フレンドリープラザ墨田児童会館』に設置されている、ハブラシ回収箱。児童館や学校など、使用済みハブラシの回収を行う個人・団体は常時募集しているそうです。
■古くなったハブラシでは、歯がうまくみがけない!?
日本人の約74%は毎日2回以上歯をみがきます。そして、日本では年間約4.5億本のハブラシが消費されていることも、全日本ブラシ工業協同組合の調査でわかっています(2004年度)。
5月末『キレイキレイ(ハンドソープ)』や『トップ(洗濯用
洗剤)』などで有名なLION(株)が、使用済み歯ブラシを
回収してプランターなどにリサイクルする事業を開始
したという発表がありました。
歯ブラシは、国内で年間約4億5千万本生産されています
が、使い終わった歯ブラシは、お掃除などに再利用される
以外はただ捨てられるだけでした。
この事業の回収などを行っているのは【テラサイクル】
という会社で、団体や個人で登録をすると、無料で
回収をしてもらえて、歯ブラシ10gにつき2ポイントが
貯まるそうです。(※2kg=約200本以上からポイントが
貰えるとのことです。)
ところで、日本人の75%は毎日2回以上歯を磨く習慣が
あるそうです。
では、歯ブラシを交換するタイミングは、どの程度が
良いと思いますか?
毛先が開いた歯ブラシの歯垢除去率は“新しい歯ブラシ”
より約4割ダウンするそうです。
見た目に毛先が大きく開いていなくても、長く使って
いると毛に弾力がなくなり、汚れを落とす力が弱まる
ため、1ヶ月に1度は交換するのが良いということです。
家族だけで200本の使用済み歯ブラシを集めるのは大変
かもしれません。
5人家族の場合、1ヶ月に1人1本で約3年半ほどかかり
ます。
それでも、ただ捨てられるだけだった歯ブラシを再生
させてみたいと思いませんか?
ライオンは使用済みの歯バラシを回収し
プラスチック製品にリサイクルする取り組みを
始めると発表しました。
学校や児童館などの公共施設、企業などに回収箱を
用意してもらい、集まった量に応じて植木鉢やベンチなど
リサイクル製品を贈るとのことです
今年度は25万本の回収を目指すようで
年間2000万~3000万円の費用を負担するそうです。
海外で先行実施している米国企業「テラサイクル」の
日本法人と共同で行うようです。 参加を希望する団体は、
同法人のホームページで事前登録します。回収箱の集荷
費用などはライオンが負担します。他社製の歯バラシも
回収対象にします。 日本では年間約4億5000万本の
歯ブラシが生産されています。ライオンによると、ゴミとして
捨てられ、埋立てや焼却などの方法で処分されることが
多く、リサイクルはほとんど行われていないとのことです。
ライオンは、ゴミの減量と資源の有効活用につなげることで
企業イメージの向上を図るようです。
宿泊先で使った歯バラシが回収されれば嬉しく思います
今日のエシコンでピックアップしたのは…
タバコの吸い殻も、化粧品の容器も?
歯ブラシも!リサイクル~!!
詳しくは、この方に伺いしました!
テラサイクル・ジャパンの玉越加奈さんです.
世界21カ国で様々なリサイクル活動に取り組んでいる「テラサイクル」
日本では、去年からタバコの吸い殻のリサイクルに取り組む「吸い殻プリケード」がスタート。
現在では、化粧品の容器に、歯ブラシまでと、これまで捨てられてきた物を
リサイクルする事に成功しています。
水にビシャビシャに濡れていなければ、どの銘柄も回収してくれるというテラサイクル。
タバコの吸い殻がいったい何にリサイクルされるのか。
葉っぱや紙はコンポスト・肥料などになりますが、フィルターはペレットに加工され…
プラスチックのようなものになるんです。
このように、作り替えられた素材で灰皿や公園のベンチにしていくんだそうです
FMヨコハマで毎週水曜14時頃からオンエアの【エシコン】、今回はテラサイクル・ジャパンの玉越加奈さんにお話を伺いました。「捨てるという概念を捨てよう」をコンセプトに、テラサイクルは世界21カ国でさまざまなリサイクル活動に取り組んでいます。日本では昨年からタバコの吸い殻リサイクルを行っているほか、化粧品の容器や歯ブラシなど、これまでは捨てられていたもののリサイクルも実施。一体タバコの吸い殻はリサイクルで何に生まれ変わるのでしょうか?どうしたら回収に参加できるかなど、詳しくはポッドキャストで。
こんにちは、横浜市一般廃棄物許可業協同組合Blog担当SHです。本日の廃棄物ニュースは使い捨て歯ブラシをライオンがリサイクルする記事になります。
ライオンは25日、使用済み歯ブラシを回収してプランターなどとしてリサイクルする事業を開始した。学校や団体、個人などが対象。希望者は事業を共同運営するテラサイクルジャパンのホームページに事前登録し、2キログラム(約200本)以上集まったら業者が回収する。10グラムごとに2ポイントを付与し、一定のポイント数に達したら使用済み歯ブラシを再利用したプランターやベンチを贈呈する。
歯ブラシは国内で年約4億5千万本が生産されるが、使用済み後は大半がリサイクルされず廃棄されてきた。ライオンは「手軽にリサイクルする場を提供し、定期的な交換を促し利用者の健康維持に貢献したい」としている。
旅行に行った宿泊先では必ず使い捨て歯ブラシが置いてあり便利ですね、しかし物が小さいので集めてリサイクルするのも大変そうです。探せばまだリサイクル可能な物がありそうですね?
ライオンは、テラサイクルジャパンと提携し、平成27(2015)年5月25日から使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを開始した。これまで廃棄されるだけであった使用済みハブラシをリサイクルする場を提供することで、循環型社会へ貢献していく。
日本人の約75%の人は毎日2回以上歯をみがき、日本では年間約4.5億本※のハブラシが消費されている。同社は、歯と口の健康のために定期的なハブラシ交換(1ヵ月に1回)を促すとともに、子どもから大人まで、多くの人が毎日の暮らしで使っているハブラシを“手軽”にリサイクルする場を提供することで、生活者の健康維持と環境負荷低減に貢献していく。
ハブラシ・リサイクルプログラム希望者は、個人・学校・団体などの単位で事前に参加登録し、使用済みのハブラシを集める。集めた使用済みハブラシは指定運送業者が集荷し、参加者には集めた重量に応じてポイントが付与され、そのポイント数に応じて、ハブラシをリサイクルして作られたプラスティック製品(プランター等)との交換や教育支援・地域支援などの寄付に換えることができる。
※ 国内生産本数、全日本ブラシ工業協同組合調べ(2004年度)