こんな素敵なプログラムが実施されるようです。
ナチュラル アメリカン スピリットとテラサイクル ジャパンが始める新たな取り組み
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、テラサイクルと恊働してタバコの吸い殻の回収リサイクルプログラムを開始しました。テラサイクルとは米国のリサイクル企業で、「捨てるという概念を捨てよう」という考えのもと、世界26カ国でタバコの吸い殻を資材として再利用するプログラムを実施しています。
このようなプログラムは日本初であり、吸い殻を資源に利用するというのは業界としても画期的な取り組みといえます。このような活動を通じて、タバコのポイ捨てを撲滅し、また廃棄物をゼロにすることで持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
2015年11⽉1⽇(⽇)より全ての施設で実施
三菱地所・サイモン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山中拓郎)は、CSR活動の一環として、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社とTerraCycle Japan合同会社(以下、TerraCycle)が実施している「吸い殻ブリゲード」に商業施設として初めて参加いたします。
今後、全国9ヵ所のプレミアム・アウトレットでは、指定の灰皿で回収されたタバコの吸い殻は、「吸い殻ブリゲード」を通じ、リサイクルされ、携帯灰皿やたい肥、公園のベンチ、プランター等、様々な新しい製品に生まれ変わります。
「吸い殻ブリゲード」とは
「吸い殻ブリゲード」とは、吸い殻を肥料やプラスチック製品に再生出来るリサイクルプログラムです。
2014年4月に始まり、これまで日本全国から3,000万本以上の吸い殻を回収し、吸い殻を再利用した携帯灰皿などを生み出してきました。個人から団体まで様々な規模でどなたでも参加可能なプログラムで、登録や吸殻の送付費用は全て無料です。送付した吸い殻の量に応じ参加者へはポイントが付与され、ポイントはNPO等への寄付金として使用できます。
今後もプレミアム・アウトレットは、様々な活動を通して⾃然環境に優しい施設づくりを⽬指して参ります。
【プレミアム・アウトレット「吸い殻ブリゲード」参加概要】
<内 容>
指定の灰皿で回収された吸い殻のリサイクルを実施いたします。また、回収した吸い殻の量に応じて付与されるポイントは、全て【地球環境基金】へ寄付いたします。
(
http://www.erca.go.jp/jfge/)
<対象施設> プレミアム・アウトレット全9施設
<開始⽇> 2015年11⽉1⽇(⽇)より
[画像1:
http://prtimes.jp/i/9047/24/resize/d9047-24-462740-0.jpg ]
[画像2:
http://prtimes.jp/i/9047/24/resize/d9047-24-338314-1.jpg ]
【TerraCycle合同会社】
テラサイクルは米国で100以上の有名ブランドとパートナーシップをもち、世界21カ国で埋立処理をするしかなかった使用済みのパッケージや製品を回収しています。回収されたモノは新たな方法で画期的な原料や商品として生まれ変わり、オンラインや有名店で購入することができます。
【サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社】
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社は、米国ニューメキシコ州に本社を持つサンタフェ ナチュラルタバコの日本法人で、“アメスピ”の名称で親しまれる無添加タバコ「ナチュラルアメリカンスピリット」の輸入・販売を行っています。サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、「大地に責任を持つ」を企業理念に掲げ、日本の有機農家を応援する“Share the Love for Japan”やエコアクション21などのCSR活動を積極的に行っています。
【三菱地所・サイモン株式会社】
三菱地所・サイモン株式会社は、三菱地所株式会社とSimon Property Group, Inc. の2社の出資に
よる合弁会社で、日本におけるプレミアム・アウトレットの開発、所有、運営を行っております。現在、
日本国内に9ヵ所のプレミアム・アウトレットを運営しています。
三菱地所・サイモン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山中拓郎)は、CSR活動の一環として、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社とTerraCycle Japan合同会社(以下、TerraCycle)が実施している「吸い殻ブリゲード」に商業施設として初めて参加いたします。
今後、全国9ヵ所のプレミアム・アウトレットでは、指定の灰皿で回収されたタバコの吸い殻は、「吸い殻ブリゲード」を通じ、リサイクルされ、携帯灰皿やたい肥、公園のベンチ、プランター等、様々な新しい製品に生まれ変わります。
「吸い殻ブリゲード」とは
「吸い殻ブリゲード」とは、吸い殻を肥料やプラスチック製品に再生出来るリサイクルプログラムです。
2014年4月に始まり、これまで日本全国から3,000万本以上の吸い殻を回収し、吸い殻を再利用した携帯灰皿などを生み出してきました。個人から団体まで様々な規模でどなたでも参加可能なプログラムで、登録や吸殻の送付費用は全て無料です。送付した吸い殻の量に応じ参加者へはポイントが付与され、ポイントはNPO等への寄付金として使用できます。
今後もプレミアム・アウトレットは、様々な活動を通して⾃然環境に優しい施設づくりを⽬指して参ります。
【プレミアム・アウトレット「吸い殻ブリゲード」参加概要】
<内 容>
指定の灰皿で回収された吸い殻のリサイクルを実施いたします。また、回収した吸い殻の量に応じて付与されるポイントは、全て【地球環境基金】へ寄付いたします。
(
http://www.erca.go.jp/jfge/)
<対象施設> プレミアム・アウトレット全9施設
<開始⽇> 2015年11⽉1⽇(⽇)より
三菱地所・サイモン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山中拓郎)は、CSR活動の一環として、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社とTerraCycle Japan合同会社(以下、TerraCycle)が実施している「吸い殻ブリゲード」に商業施設として初めて参加いたします。
今後、全国9ヵ所のプレミアム・アウトレットでは、指定の灰皿で回収されたタバコの吸い殻は、「吸い殻ブリゲード」を通じ、リサイクルされ、携帯灰皿やたい肥、公園のベンチ、プランター等、様々な新しい製品に生まれ変わります。
「吸い殻ブリゲード」とは
「吸い殻ブリゲード」とは、吸い殻を肥料やプラスチック製品に再生出来るリサイクルプログラムです。
2014年4月に始まり、これまで日本全国から3,000万本以上の吸い殻を回収し、吸い殻を再利用した携帯灰皿などを生み出してきました。個人から団体まで様々な規模でどなたでも参加可能なプログラムで、登録や吸殻の送付費用は全て無料です。送付した吸い殻の量に応じ参加者へはポイントが付与され、ポイントはNPO等への寄付金として使用できます。
今後もプレミアム・アウトレットは、様々な活動を通して⾃然環境に優しい施設づくりを⽬指して参ります。
【プレミアム・アウトレット「吸い殻ブリゲード」参加概要】
<内 容>
指定の灰皿で回収された吸い殻のリサイクルを実施いたします。また、回収した吸い殻の量に応じて付与されるポイントは、全て【地球環境基金】へ寄付いたします。
(
http://www.erca.go.jp/jfge/)
<対象施設> プレミアム・アウトレット全9施設
<開始⽇> 2015年11⽉1⽇(⽇)より
「REBIRTH PROJECT」藤元明が考案のもと、これまで取り組んできたテーマのひとつであるNEW RECYCLE®。矢印がサークル状につながっている現在のリサイクルマーク(Recycling symbol)の誕生は、1969年のアメリカの学生のデザインコンペに遡ります。
そしてパブリックドメインとしたことで今も世界中で使用されています。しかし、シンボルは時代と共に変化するものであるという考えのもと、新しいリサイクルマークを、映像やオブジェなど様々な表現で挑戦してきました。またサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンもアジアで初めてたばこの吸い殻をリサイクルする「吸い殻ブリゲード」を2014年に開始するなど、資源の再利用に積極的に取り組んできました。今回の公募を通じて、従来のリサイクルの概念にとらわれない、新たなリサイクルの姿に挑戦するクリエイターにご応募いただければと思っております。
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン主催
“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAMに参画。
NEW RECYCLE®をテーマに
7/15~渋谷PUBLIC HOUSEで展示スタート&作品を募集
アメスピの輸入・販売を行うサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社が
新たに展開するクリエイターとの共創プログラム“FUTURE CULTIVATORS
(フューチャー・カルティベーターズ)” PROGRAM。
その第一弾展示のキュレーションをREBIRTH PROJECTが手がけます。
7月15日(水)~8月9日(日)のオープニング期には、公募テーマNEW RECYCLEに基づき、
NEW RECYCLE®プロジェクトのコンセプトを立ち上げ、
様々な表現活動を実施してきた藤元明氏と、藤元氏がキュレーションした
佐藤晋哉氏、相澤安嗣志氏のデモ展示を行います。
次世代のクリエイター達の考える様々な形のNEW RECYCLEを展示することで、
従来のリサイクルという言葉にとらわれない、新たな概念を発信して参ります。
NEW RECYCLE®…Registered trade mark NEW RECYCLE by Akira Fujimoto
【開催概要】
展示期間:2015年7月15日~10月14日 ※期間中2回程度の展示替えを予定
展示場所:PUBLIC HOUSE 東京都渋谷区渋谷3-29-17 ホテルメッツ渋谷3F
■ 藤元明 1975年生まれ / 東京都出身 東京藝術大学
1999年コミュニケーションリサーチセンターFABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)、東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て現在。「人類」「象徴」「エネルギー」などをテーマに人の制御出来ない社会現象をモチーフとして、様々なメディアを用いて作品を発表している。主な展示・プロジェクトに、2010年「NEW RECYCLE MARK」(21_21design site)2013年「Loewe展 -ORIGAMI-」(日本橋三越)「-全動説- (GUCCI×REBIRTH PROJECT)」(GUCCI新宿)。2014年-2015年にはエネルギーをモチーフにした5連続個展を展開、「社会と戯れる」作品スタイルを確立している。
http://akirafujimoto.com
展示場所:PUBLIC HOUSE 東京都渋谷区渋谷3-29-17 ホテルメッツ渋谷3F
■ “FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、タバコの葉を育む空や大地こそがすべての源であると考えており、環境負荷の少ない栽培方法や製造工程などに取り組むことで、豊かな実りをもたらす大地を次世代に受け継いでいくことを企業理念に掲げてきました。 “FUTURE CULTIVATORS” PROGRAMは、この”実りを生み出す大地”という概念を農業だけに限定せず、人々の心を動かす作品を生み出すことに全身全霊をかけるクリエイティブの分野に広げたものです。本プログラムは、すでに活躍をしている様々な分野のクリエイターの皆様にキュレーターとしてご協力を頂きながら、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社が、次世代のクリエイターの作品を公募・キュレーションするためのギャラリースペースを開設。そのスペースを軸に様々な形での情報発信を通じてクリエイターの皆様を支援し、新たな活動の種を生み出すことで、次世代のクリエイティブ(実り)をもたらすような“大地”として展開して行きます。
■サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、米国ニューメキシコ州に本社を持つサンタフェナチュラルタバコ社の日本法人で、“アメスピ”の名称で親しまれる無添加*タバコ「ナチュラルアメリカンスピリット」の輸入・販売を行っています。サンタフェナチュラルタバコジャパンは、「大地に責任を持つ」を企業理念に掲げ、日本の有機農家を応援する“Share the Love for Japan”やエコアクション21などのCSR活動を積極的に行っています。詳しくは
https://amespi.jp/c_outlineをご覧ください。 *タバコ葉に香料や保存料などの添加物を不使用。
■ 展示作品の募集概要
・公募タイトル:“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM
#1「NEW RECYCLE®」 curation by REBIRTH PROJECT
・公募テーマ:NEW RECYCLE®
「REBIRTH PROJECT」藤元明が考案のもと、これまで取り組んできたテーマのひとつであるNEW RECYCLE®。矢印がサークル状につながっている現在のリサイクルマーク(Recycling symbol)の誕生は、1969年のアメリカの学生のデザインコンペに遡ります。そしてパブリックドメインとしたことで今も世界中で使用されています。しかし、シンボルは時代と共に変化するものであるという考えのもと、新しいリサイクルマークを、映像やオブジェなど様々な表現で挑戦してきました。またサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンもアジアで初めてたばこの吸い殻をリサイクルする「吸い殻ブリゲード」を2014年に開始するなど、資源の再利用に積極的に取り組んできました。今回の公募を通じて、従来のリサイクルの概念にとらわれない、新たなリサイクルの姿に挑戦するクリエイターのご応募いただければと思っております。
・展示期間:選考を通過した作品は、下記いずれかの期間で展示されます
第二弾展示:8月14日~9月6日
第三弾展示:9月11日~10月11日
・応募資格者:次世代のクリエイターを目指す21歳以上の男女(※職業、プロ・アマ経験は問いません)
・公募期間:2015年6月1日~8月31日
・受賞者へ付与される権利(予定)
・各賞
大賞 賞金5万円
審査員特別賞 賞金3万円
オーディエンス賞 賞金3万円
CINRA.net上での受賞者インタビュー掲載、配信
受賞者の作品を収録した本プログラム図録集へのプロフィール・作品収録(表紙・裏表紙に掲載予定)
※作品搬入、展示にかかわる費用は負担させていただきます。
※以上は予定となり、時期等含め若干変更になる可能性ございますので何卒ご了承ください。
・応募作品既定
作品部門:壁掛け可能な作品(1200x1200mm以内)※複数可
映像部門:映像(映像の最初と最後が繋がるもの)※複数可
・応募にあたって
氏名、年齢、職業、プロフィールとともに下記事務局に作品の写真・デジタルデータ1~3点をご送付ください。(立体造形物等の場合は撮影写真、映像作品の場合はyoutube、Vimeo等のリンクでも可能です)
それぞれの作品のタイトル、コンセプト(300字以内)、サイズもあわせて記載ください。
総データは100MB以内でお願いいたします。
受賞のご連絡は、個別にご記載頂いたご連絡先にご連絡させていただきます。
いかなる場合も作品データの返却はできません。ご了承ください。
・“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM公募事務局
・FCP公募事務局(株式会社イニシャル)宛送付メールアドレス:fcp@vectorinc.co.jp
■ 会場では展示作品に投票してくれた方に、記念品をプレゼント
10月までのすべての展示作品からキュレーターならびに審査員が選ぶ大賞および特別賞が選ばれるほか、カフェへの来場者ならびにWEBを通じた投票できるオーディエンス賞も設けられています。一般投票にあたっては、来場者がSNSを使って作品をシェアするか(ハッシュタグ #futurecultivators)7月15日オープン予定のWebサイト
http://futurecultivators.jpでの投票となります。その双方の合計数を得票数としてカウントいたします。実際にご来場頂いて、シェアを頂いた方にはその場で記念品を差し上げます。
Photo:Omote Nobutada
競争が激しいタバコ業界の中で、毎年2桁成長を遂げている会社がある。「ナチュラル アメリカン スピリット」の輸入・販売を手がけるサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンだ。ナチュラル アメリカン スピリットは無添加タバコの代名詞とも言える製品で、多くの“熱心なファン”を抱える。
「哲学」――。代表取締役社長の東智徳氏は、同社を説明する際、何度もこの言葉を口にした。成長の裏側には確固たるビジョンの共有、そして人をやる気にさせる動機付けがある。それらを支える道具の一つがオフィス環境であり、ITである。東氏が掲げるサンタフェ流ワークスタイルに迫った。
東智徳氏……サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン代表取締役社長。米国の大学を卒業後、日本コカ・コーラなどで長くマーケティングを担当。2008年より現職
オフィスはビジョンを凝縮している
同社地下一階のミーティングスペース――。そこは、木の温もりに満ちていた。壁一面に力強い色彩で描かれた、特徴のあるグラフィティ。東京・赤坂のビル内とは思えない異空間が広がる。東氏によれば、このスペースには会社の成り立ちが深く関わっている。
「我が社は1982年に、米国のサンタフェ(ニューメキシコ州)で、3人の若者が創業しました。もともとネイティブアメリカンが吸っていたような、添加物の入っていないタバコが世の中にあるべきではないかということで始まったのがきっかけです。タバコの品質のみが重要な無添加タバコを製造する中で、我々が『PRC』(Pure、Residue、Clean/純粋で残留物がほとんどないクリーンな栽培法)と呼ぶ、より地球に優しい減農薬農法によるタバコ栽培を行っています。また1980年代後半からはタバコ葉のオーガニック栽培も始めており、2000年には米国の農務省からも認証を得ています。
この歴史を考えたとき、今のオフィスに移動する際にまずやりたかったのは『地球環境に優しい』という我々の思いを本気で伝えることでした。もちろん、それは日々の活動の中でも伝えていくことですが、オフィスは象徴的なスペースでもあります。
ですから、床材を間伐材にしたり、アンジュレーション(起伏)と呼んでいる段差には、使い古しのパレットを使用したりしています。さらにこの壁の絵は『大地に根ざして働く喜び』を伝えたいとの思いから、懇意にしているGravityfreeという2人組のアーティストに描いてもらいました。彼らもナチュラル アメリカン スピリットの愛煙者です。
ナチュラル アメリカン スピリットは、こうしたクリエイティブな方々に支持していただくことが多く、こちらもクリエイティブな方たちを支持していきたい気持ちがある。ある意味このオフィスは、我々が大事にしているビジョンを凝縮した空間なのです」
木とグラフィティが織りなす開放的なスペース。クリエイティブかつリラックスできる空間となっている
冒頭に挙げたように、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは順調に成長を遂げており、年々、社員も増えている。目の届く範囲だった社員数は100人ほどになり、社歴の短い社員も多くなってきた。こうした急成長の中、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンでは豊かな個性をどのように維持しているのだろうか。
「多くの人を管理するとなると、やはりどうしても"野武士"みたいな人ばかりではまとまりがつかなくなる。そうした意味では、尖った人たちが減ってきているのではないかという危機意識を持っています。野武士がいなくなってしまうと、会社として面白味がなくなってきますから。
ただ、入社して1~2年の社歴が浅い社員に、私はいつもこう言っているんです。『基本もよくわからず、型も身についていないうちに型を破ろうとすると形無しになる。型が身についてから、それを破って上に行くことで型破りな人になるんだよ』と。これは歌舞伎役者の中村勘三郎さんがおっしゃっていた言葉(※注:元々は教育者の無着成恭氏がラジオ番組で答えたもの)なのですが、全くその通りなのではないかと。ですから若い社員は、まず型を身につけてもらう時期だと思っています。しかし、型をがんじがらめにするつもりはありません。自分で型を見つけて、自分の責任で型を破れるようになったら、どんどん破ってもらいたいですね」
2月2日付のBBCニュースで、廃棄物から消費者向けの製品を作り出す
「テラサイクル社」を紹介していました。リサイクルしにくいタバコの吸い殻やビスケットの包装紙、化粧品のケースなどを集めて、再利用する方法を見つけるビジネスです。
マクビティやジョンソン&ジョンソン、ケンコなど有名企業の事業所から排出された廃棄物や、消費者が慈善団体への寄付と引き換えに持ち込んだゴミを回収し、材料になるまで処理して製造業者に売り、バッグやベンチ、ゴミ箱などの製品に作り替えます。(文:夢野響子)
スナックの包装紙やタバコの吸い殻から「製品」作る
回収されたタバコの吸い殻は、フィルター部分がプラスチック製の貨物用パレットに生まれ変わり、葉と紙の部分は堆肥に。口紅やマスカラのケースは形を変えて、公園のプラスチック製滑り台などになります。
創設者で最高経営責任者のトム・サーケイ氏(33)は、ぼさぼさ髪にジーンズ、トレーナー姿。典型的な新世代の起業家ですが、生まれは共産時代のハンガリー。4歳で両親とオランダへ、10歳でカナダへ移住しました。
2月2日付のBBCニュースで、廃棄物から消費者向けの製品を作り出す「テラサイクル社」を紹介していました。リサイクルしにくいタバコの吸い殻やビスケットの包装紙、化粧品のケースなどを集めて、再利用する方法を見つけるビジネスです。
マクビティやジョンソン&ジョンソン、ケンコなど有名企業の事業所から排出された廃棄物や、消費者が慈善団体への寄付と引き換えに持ち込んだゴミを回収し、材料になるまで処理して製造業者に売り、バッグやベンチ、ゴミ箱などの製品に作り替えます。(文:夢野響子)
スナックの包装紙やタバコの吸い殻から「製品」作る
タバコの吸い殻もリサイクルする
回収されたタバコの吸い殻は、フィルター部分がプラスチック製の貨物用パレットに生まれ変わり、葉と紙の部分は堆肥に。口紅やマスカラのケースは形を変えて、公園のプラスチック製滑り台などになります。
創設者で最高経営責任者のトム・サーケイ氏(33)は、ぼさぼさ髪にジーンズ、トレーナー姿。典型的な新世代の起業家ですが、生まれは共産時代のハンガリー。4歳で両親とオランダへ、10歳でカナダへ移住しました。
彼のビジネスモデルは、資本主義と共産主義という2つの異なった経済システムから生まれたものだとか。ハンガリーではテレビを買うために許可が必要で、直接店に行って買うことはできません。許可取得から1年ぐらいして、ようやく白黒の国営放送1局しか入らないテレビが手に入りました。
しかし移住先のカナダでは、週末に父親とドライブすると、まだ使えるカラーテレビがゴミ収集場に山のように捨てられています。このとき彼は「無駄をなくしたい」というコンセプトを思いつきます。
19歳でプリンストン大学を中退して起業。最初の製品は、うじ虫の糞から作った有機肥料でした。5年以内に売り上げは300万から400万ドル(約3億6千万円から4億8千万円)になったものの、損失も出ていました。アプローチが間違っていたのです。
吸い殻が生まれ変わる