「REBIRTH PROJECT」藤元明が考案のもと、これまで取り組んできたテーマのひとつであるNEW RECYCLE®。矢印がサークル状につながっている現在のリサイクルマーク(Recycling symbol)の誕生は、1969年のアメリカの学生のデザインコンペに遡ります。
そしてパブリックドメインとしたことで今も世界中で使用されています。しかし、シンボルは時代と共に変化するものであるという考えのもと、新しいリサイクルマークを、映像やオブジェなど様々な表現で挑戦してきました。またサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンもアジアで初めてたばこの吸い殻をリサイクルする「吸い殻ブリゲード」を2014年に開始するなど、資源の再利用に積極的に取り組んできました。今回の公募を通じて、従来のリサイクルの概念にとらわれない、新たなリサイクルの姿に挑戦するクリエイターにご応募いただければと思っております。
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン主催
“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAMに参画。
NEW RECYCLE®をテーマに
7/15~渋谷PUBLIC HOUSEで展示スタート&作品を募集
アメスピの輸入・販売を行うサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社が
新たに展開するクリエイターとの共創プログラム“FUTURE CULTIVATORS
(フューチャー・カルティベーターズ)” PROGRAM。
その第一弾展示のキュレーションをREBIRTH PROJECTが手がけます。
7月15日(水)~8月9日(日)のオープニング期には、公募テーマNEW RECYCLEに基づき、
NEW RECYCLE®プロジェクトのコンセプトを立ち上げ、
様々な表現活動を実施してきた藤元明氏と、藤元氏がキュレーションした
佐藤晋哉氏、相澤安嗣志氏のデモ展示を行います。
次世代のクリエイター達の考える様々な形のNEW RECYCLEを展示することで、
従来のリサイクルという言葉にとらわれない、新たな概念を発信して参ります。
NEW RECYCLE®…Registered trade mark NEW RECYCLE by Akira Fujimoto
【開催概要】
展示期間:2015年7月15日~10月14日 ※期間中2回程度の展示替えを予定
展示場所:PUBLIC HOUSE 東京都渋谷区渋谷3-29-17 ホテルメッツ渋谷3F
■ 藤元明 1975年生まれ / 東京都出身 東京藝術大学
1999年コミュニケーションリサーチセンターFABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)、東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て現在。「人類」「象徴」「エネルギー」などをテーマに人の制御出来ない社会現象をモチーフとして、様々なメディアを用いて作品を発表している。主な展示・プロジェクトに、2010年「NEW RECYCLE MARK」(21_21design site)2013年「Loewe展 -ORIGAMI-」(日本橋三越)「-全動説- (GUCCI×REBIRTH PROJECT)」(GUCCI新宿)。2014年-2015年にはエネルギーをモチーフにした5連続個展を展開、「社会と戯れる」作品スタイルを確立している。
http://akirafujimoto.com
展示場所:PUBLIC HOUSE 東京都渋谷区渋谷3-29-17 ホテルメッツ渋谷3F
■ “FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、タバコの葉を育む空や大地こそがすべての源であると考えており、環境負荷の少ない栽培方法や製造工程などに取り組むことで、豊かな実りをもたらす大地を次世代に受け継いでいくことを企業理念に掲げてきました。 “FUTURE CULTIVATORS” PROGRAMは、この”実りを生み出す大地”という概念を農業だけに限定せず、人々の心を動かす作品を生み出すことに全身全霊をかけるクリエイティブの分野に広げたものです。本プログラムは、すでに活躍をしている様々な分野のクリエイターの皆様にキュレーターとしてご協力を頂きながら、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社が、次世代のクリエイターの作品を公募・キュレーションするためのギャラリースペースを開設。そのスペースを軸に様々な形での情報発信を通じてクリエイターの皆様を支援し、新たな活動の種を生み出すことで、次世代のクリエイティブ(実り)をもたらすような“大地”として展開して行きます。
■サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン株式会社
サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは、米国ニューメキシコ州に本社を持つサンタフェナチュラルタバコ社の日本法人で、“アメスピ”の名称で親しまれる無添加*タバコ「ナチュラルアメリカンスピリット」の輸入・販売を行っています。サンタフェナチュラルタバコジャパンは、「大地に責任を持つ」を企業理念に掲げ、日本の有機農家を応援する“Share the Love for Japan”やエコアクション21などのCSR活動を積極的に行っています。詳しくは
https://amespi.jp/c_outlineをご覧ください。 *タバコ葉に香料や保存料などの添加物を不使用。
■ 展示作品の募集概要
・公募タイトル:“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM
#1「NEW RECYCLE®」 curation by REBIRTH PROJECT
・公募テーマ:NEW RECYCLE®
「REBIRTH PROJECT」藤元明が考案のもと、これまで取り組んできたテーマのひとつであるNEW RECYCLE®。矢印がサークル状につながっている現在のリサイクルマーク(Recycling symbol)の誕生は、1969年のアメリカの学生のデザインコンペに遡ります。そしてパブリックドメインとしたことで今も世界中で使用されています。しかし、シンボルは時代と共に変化するものであるという考えのもと、新しいリサイクルマークを、映像やオブジェなど様々な表現で挑戦してきました。またサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンもアジアで初めてたばこの吸い殻をリサイクルする「吸い殻ブリゲード」を2014年に開始するなど、資源の再利用に積極的に取り組んできました。今回の公募を通じて、従来のリサイクルの概念にとらわれない、新たなリサイクルの姿に挑戦するクリエイターのご応募いただければと思っております。
・展示期間:選考を通過した作品は、下記いずれかの期間で展示されます
第二弾展示:8月14日~9月6日
第三弾展示:9月11日~10月11日
・応募資格者:次世代のクリエイターを目指す21歳以上の男女(※職業、プロ・アマ経験は問いません)
・公募期間:2015年6月1日~8月31日
・受賞者へ付与される権利(予定)
・各賞
大賞 賞金5万円
審査員特別賞 賞金3万円
オーディエンス賞 賞金3万円
CINRA.net上での受賞者インタビュー掲載、配信
受賞者の作品を収録した本プログラム図録集へのプロフィール・作品収録(表紙・裏表紙に掲載予定)
※作品搬入、展示にかかわる費用は負担させていただきます。
※以上は予定となり、時期等含め若干変更になる可能性ございますので何卒ご了承ください。
・応募作品既定
作品部門:壁掛け可能な作品(1200x1200mm以内)※複数可
映像部門:映像(映像の最初と最後が繋がるもの)※複数可
・応募にあたって
氏名、年齢、職業、プロフィールとともに下記事務局に作品の写真・デジタルデータ1~3点をご送付ください。(立体造形物等の場合は撮影写真、映像作品の場合はyoutube、Vimeo等のリンクでも可能です)
それぞれの作品のタイトル、コンセプト(300字以内)、サイズもあわせて記載ください。
総データは100MB以内でお願いいたします。
受賞のご連絡は、個別にご記載頂いたご連絡先にご連絡させていただきます。
いかなる場合も作品データの返却はできません。ご了承ください。
・“FUTURE CULTIVATORS” PROGRAM公募事務局
・FCP公募事務局(株式会社イニシャル)宛送付メールアドレス:fcp@vectorinc.co.jp
■ 会場では展示作品に投票してくれた方に、記念品をプレゼント
10月までのすべての展示作品からキュレーターならびに審査員が選ぶ大賞および特別賞が選ばれるほか、カフェへの来場者ならびにWEBを通じた投票できるオーディエンス賞も設けられています。一般投票にあたっては、来場者がSNSを使って作品をシェアするか(ハッシュタグ #futurecultivators)7月15日オープン予定のWebサイト
http://futurecultivators.jpでの投票となります。その双方の合計数を得票数としてカウントいたします。実際にご来場頂いて、シェアを頂いた方にはその場で記念品を差し上げます。
Photo:Omote Nobutada
競争が激しいタバコ業界の中で、毎年2桁成長を遂げている会社がある。「ナチュラル アメリカン スピリット」の輸入・販売を手がけるサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンだ。ナチュラル アメリカン スピリットは無添加タバコの代名詞とも言える製品で、多くの“熱心なファン”を抱える。
「哲学」――。代表取締役社長の東智徳氏は、同社を説明する際、何度もこの言葉を口にした。成長の裏側には確固たるビジョンの共有、そして人をやる気にさせる動機付けがある。それらを支える道具の一つがオフィス環境であり、ITである。東氏が掲げるサンタフェ流ワークスタイルに迫った。
東智徳氏……サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン代表取締役社長。米国の大学を卒業後、日本コカ・コーラなどで長くマーケティングを担当。2008年より現職
オフィスはビジョンを凝縮している
同社地下一階のミーティングスペース――。そこは、木の温もりに満ちていた。壁一面に力強い色彩で描かれた、特徴のあるグラフィティ。東京・赤坂のビル内とは思えない異空間が広がる。東氏によれば、このスペースには会社の成り立ちが深く関わっている。
「我が社は1982年に、米国のサンタフェ(ニューメキシコ州)で、3人の若者が創業しました。もともとネイティブアメリカンが吸っていたような、添加物の入っていないタバコが世の中にあるべきではないかということで始まったのがきっかけです。タバコの品質のみが重要な無添加タバコを製造する中で、我々が『PRC』(Pure、Residue、Clean/純粋で残留物がほとんどないクリーンな栽培法)と呼ぶ、より地球に優しい減農薬農法によるタバコ栽培を行っています。また1980年代後半からはタバコ葉のオーガニック栽培も始めており、2000年には米国の農務省からも認証を得ています。
この歴史を考えたとき、今のオフィスに移動する際にまずやりたかったのは『地球環境に優しい』という我々の思いを本気で伝えることでした。もちろん、それは日々の活動の中でも伝えていくことですが、オフィスは象徴的なスペースでもあります。
ですから、床材を間伐材にしたり、アンジュレーション(起伏)と呼んでいる段差には、使い古しのパレットを使用したりしています。さらにこの壁の絵は『大地に根ざして働く喜び』を伝えたいとの思いから、懇意にしているGravityfreeという2人組のアーティストに描いてもらいました。彼らもナチュラル アメリカン スピリットの愛煙者です。
ナチュラル アメリカン スピリットは、こうしたクリエイティブな方々に支持していただくことが多く、こちらもクリエイティブな方たちを支持していきたい気持ちがある。ある意味このオフィスは、我々が大事にしているビジョンを凝縮した空間なのです」
木とグラフィティが織りなす開放的なスペース。クリエイティブかつリラックスできる空間となっている
冒頭に挙げたように、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは順調に成長を遂げており、年々、社員も増えている。目の届く範囲だった社員数は100人ほどになり、社歴の短い社員も多くなってきた。こうした急成長の中、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンでは豊かな個性をどのように維持しているのだろうか。
「多くの人を管理するとなると、やはりどうしても"野武士"みたいな人ばかりではまとまりがつかなくなる。そうした意味では、尖った人たちが減ってきているのではないかという危機意識を持っています。野武士がいなくなってしまうと、会社として面白味がなくなってきますから。
ただ、入社して1~2年の社歴が浅い社員に、私はいつもこう言っているんです。『基本もよくわからず、型も身についていないうちに型を破ろうとすると形無しになる。型が身についてから、それを破って上に行くことで型破りな人になるんだよ』と。これは歌舞伎役者の中村勘三郎さんがおっしゃっていた言葉(※注:元々は教育者の無着成恭氏がラジオ番組で答えたもの)なのですが、全くその通りなのではないかと。ですから若い社員は、まず型を身につけてもらう時期だと思っています。しかし、型をがんじがらめにするつもりはありません。自分で型を見つけて、自分の責任で型を破れるようになったら、どんどん破ってもらいたいですね」
2月2日付のBBCニュースで、廃棄物から消費者向けの製品を作り出す「テラサイクル社」を紹介していました。リサイクルしにくいタバコの吸い殻やビスケットの包装紙、化粧品のケースなどを集めて、再利用する方法を見つけるビジネスです。
マクビティやジョンソン&ジョンソン、ケンコなど有名企業の事業所から排出された廃棄物や、消費者が慈善団体への寄付と引き換えに持ち込んだゴミを回収し、材料になるまで処理して製造業者に売り、バッグやベンチ、ゴミ箱などの製品に作り替えます。(文:夢野響子)
スナックの包装紙やタバコの吸い殻から「製品」作る
タバコの吸い殻もリサイクルする
回収されたタバコの吸い殻は、フィルター部分がプラスチック製の貨物用パレットに生まれ変わり、葉と紙の部分は堆肥に。口紅やマスカラのケースは形を変えて、公園のプラスチック製滑り台などになります。
創設者で最高経営責任者のトム・サーケイ氏(33)は、ぼさぼさ髪にジーンズ、トレーナー姿。典型的な新世代の起業家ですが、生まれは共産時代のハンガリー。4歳で両親とオランダへ、10歳でカナダへ移住しました。
彼のビジネスモデルは、資本主義と共産主義という2つの異なった経済システムから生まれたものだとか。ハンガリーではテレビを買うために許可が必要で、直接店に行って買うことはできません。許可取得から1年ぐらいして、ようやく白黒の国営放送1局しか入らないテレビが手に入りました。
しかし移住先のカナダでは、週末に父親とドライブすると、まだ使えるカラーテレビがゴミ収集場に山のように捨てられています。このとき彼は「無駄をなくしたい」というコンセプトを思いつきます。
19歳でプリンストン大学を中退して起業。最初の製品は、うじ虫の糞から作った有機肥料でした。5年以内に売り上げは300万から400万ドル(約3億6千万円から4億8千万円)になったものの、損失も出ていました。アプローチが間違っていたのです。
吸い殻が生まれ変わる
先月の活動報告となりますが、
社内で回収していた吸い殻を回収団体「
テラサイクル」へ発送しました。吸い殻回収プログラムは昨年参加表明していましたが、
送付できる「500g以上」の基準にようやく達したため、今回初めて送ることが出来ました。
吸い殻回収自体は難しいことではありませんでしたが、送付のため梱包している時の臭いはきついものがありました。。。
臭いが漏れないようビニール袋を3重にしましたが、無事事務局へたどり着いて再利用してもらえれば。。。
昨年、2014年5月17日から、
海さくらは毎月のゴミ拾いで集めた吸殻を
「リサイクル」に回しております。
吸殻が、リサイクルできるって知っていましたか?
アメスピこと、サンタフェ ナチュラル タバコ ジャパンさんと、テラサイクル ジャパンさんが、
昨年から、アジア初の吸い殻の回収とリサイクルプログラムをはじめたのです。
僕達は、ゴミの代表選手である吸殻で、「タバコフィルターカヌー」「タバコフィルター自転車」
「吸殻くんBOOK」「吸殻くんムービー」などで、街でのポイ捨てが海にやってくると
うたいつづけてきました。
そして、昨年、
アメスピさんが、吸殻をリサイクルできる!と発表し、
その企画に賛同して、吸殻ブリゲードリーダーとして、
海岸で集めてタバコのフィルターを
リサイクルに回しております。
http://www.umisakura.com/snipe-shooting
よかったら、お家でも、会社でも、吸殻を
リサイクルに回してみませんか?
詳しくは、↓
http://suigarakun.com/recycle/index.html
毎月の海さくらゴミ拾いで、
タバコのフィルターをゲームをしながら拾っています。
それだけではなく、タバコの吸い殻を、わざわざ集めてくれる方もいたりしています。
少しまとまったので、
本日、吸殻をテラサイクルに送りました。
皆さん、ご協力ありがとうございました。
4回分のタバコのフィルターです。
世界26カ国でゴミのリサイクル事業を手がける米ベンチャー企業、テラサイクル(ニュージャージー州)が日本に本格進出した。大企業のビジネスと上手に組み合わせ、ゴミを「オシャレな商品」として再利用する手法が注目され、提携企業数は世界100社超にのぼる。社是は利益を売上高の「1%」にとどめること。究極のゴミベンチャーは独創性にあふれている。1日、日本ロレアルがテラサイクルと組み「キールズ」と「メイベリン ニューヨーク」の2つのブランドの販売店舗で、化粧品容器の回収を始めた。キールズではスキンケア、メイベリンではマスカラや口紅などメーキャップ用品を受け付ける。競合他社の製品も対象だ。消費者は試供品や、寄付金として使えるポイントなどをもらえる。初年度に10万個の回収を見込んでいる。 環境省によると、日本のゴミ排出量は2012年度で年間約4500万トン。約8割はリサイクルできず、処分している。処分される運命のゴミを活用するのがテラサイクルの役割だ。ロレアルの場合は公園や店舗に置くベンチに変身させる。世界最大の化粧品会社である仏ロレアルグループがテラサイクルと組むのは日本が4カ国目。関連コストは非公表だが、すべてロレアル側が負担する。環境意識の高い欧州系グローバル企業の取り組みと言えばそれまでだが、日本ロレアルのクラウス・ファスベンダー社長は「消費者との接点が増えるチャンスになる」と解説する。競合製品の愛用者ならなおさらだ。既存顧客も来店の頻度が上がる相乗効果が確認されたという。テラサイクルの提携先は日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や食品大手の米クラフト・フーズなど、ビッグネームばかりが連なる。日本では米系たばこ大手のサンタフェナチュラルタバコジャパン(東京・港)が第1号で、4月から吸い殻を大量に回収している。
世界26カ国でゴミのリサイクル事業を手がける米ベンチャー企業、テラサイクル(ニュージャージー州)が日本に本格進出した。大企業のビジネスと上手に組み合わせ、ゴミを「オシャレな商品」として再利用する手法が注目され、提携企業数は世界100社超にのぼる。社是は利益を売上高の「1%」にとどめること。究極のゴミベンチャーは独創性にあふれている。
■仏ロレアルや米P&G 提携先はビッグネームばかり
お菓子などのパッケージからつくるバッグやメモ帳はデザインも人気
1日、日本ロレアルがテラサイクルと組み「キールズ」と「メイベリン ニューヨーク」の2つのブランドの販売店舗で、化粧品容器の回収を始めた。キールズではスキンケア、メイベリンではマスカラや口紅などメーキャップ用品を受け付ける。競合他社の製品も対象だ。消費者は試供品や、寄付金として使えるポイントなどをもらえる。初年度に10万個の回収を見込んでいる。
環境省によると、日本のゴミ排出量は2012年度で年間約4500万トン。約8割はリサイクルできず、処分している。処分される運命のゴミを活用するのがテラサイクルの役割だ。ロレアルの場合は公園や店舗に置くベンチに変身させる。
世界最大の化粧品会社である仏ロレアルグループがテラサイクルと組むのは日本が4カ国目。関連コストは非公表だが、すべてロレアル側が負担する。環境意識の高い欧州系グローバル企業の取り組みと言えばそれまでだが、日本ロレアルのクラウス・ファスベンダー社長は「消費者との接点が増えるチャンスになる」と解説する。競合製品の愛用者ならなおさらだ。既存顧客も来店の頻度が上がる相乗効果が確認されたという。
テラサイクルの提携先は日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や食品大手の米クラフト・フーズなど、ビッグネームばかりが連なる。日本では米系たばこ大手のサンタフェナチュラルタバコジャパン(東京・港)が第1号で、4月から吸い殻を大量に回収している。
一般社団法人日本エンパワーメントコンソーシアム(本社:東京都渋谷区、代表理事:山下太郎)が総合運営事務局を務める「GOMIファンタジスタプロジェクト」は、2014年12月20日(土)(13時~16時)、とんぼりリバーウォーク(道頓堀、戎橋下遊歩道南岸西側)にて、GOMIとプレゼントを交換するという面白いかたちのイベントを実施いたします。今回は、本年4月に始動した“吸い殻ブリゲード”が掲げる「吸い殻が資源になる!」をメインテーマとしています。
実施内容は、道頓堀を通る皆様のお手持ちのGOMIや街で拾ったGOMIと交換で、「護美新聞(GOMIファンタジスタ新聞)」と「カイロ」をプレゼントするというものです。お子様には飴のプレゼントもご用意しています。