TERRACYCLE NEWS

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ライオンが使用済み歯ブラシをリサイクル

ライオンは25日、使用済み歯ブラシを回収してプランターなどとしてリサイクルする事業を開始した。学校や団体、個人などが対象。希望者は事業を共同運営するテラサイクルジャパンのホームページに事前登録し、2キログラム(約200本)以上集まったら業者が回収する。10グラムごとに2ポイントを付与し、一定のポイント数に達したら使用済み歯ブラシを再利用したプランターやベンチを贈呈する。 歯ブラシは国内で年約4億5千万本が生産されるが、使用済み後は大半がリサイクルされず廃棄されてきた。ライオンは「手軽にリサイクルする場を提供し、定期的な交換を促し利用者の健康維持に貢献したい」としている。

ライオン/テラサイクル 歯ブラシ回収再利用

ライオンは25日、リサイクル事業を展開する米テラサイクル(ニュージャージー州)と共同で、メーカーを問わず使用済みの歯ブラシを回収して再利用する取り組みを同日から始めると発表した。ウェブサイトのほか、学校や公共施設などで歯ブラシを回収し、参加者には重量に応じてポイントが付与される仕組み。そのポイント数で樹脂ペレットを再生して作るプランターなどの製品に換えたり、地域支援の寄付に充てたりすることができる。年間で4・5億本が消費される歯ブラシの再利用を促し、循環型社会の構築に役立てる。

ライオン、使用済みハブラシをリサイクル

ライオンは25日、テラサイクルジャパン合同会社と提携し、25日から使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを開始すると発表した。 このプログラムは、誰でも参加できる。希望者は、個人・学校・団体などの単位で事前に参加登録し、使用済みのハブラシを集める。学校や施設であれば、回収ボックスなどを設置し、多くの方からの収集が可能となる。集めた使用済みハブラシは指定運送業者が集荷する。 参加者には、集めた重量に応じてポイントが付与され、そのポイント数に応じて、ハブラシをリサイクルして作られたプラスティック製品(プランターなど)との交換や教育支援・地域支援などの寄付に換えることができる。テラサイクルは、ハブラシの回収からリサイクル加工、プログラム参加者が希望する場所へのリサイクル品寄贈までの運営を担当し、ライオンはそのコストを負担する。

「ハブラシ・リサイクルプログラム」開始のお知らせ

発表資料  

アジア初*1、使用済みハブラシで環境負荷低減に貢献 「ハブラシ・リサイクルプログラム」開始のお知らせ

ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、テラサイクルジャパン合同会社(以下、テラサイクル)と提携し、2015年5月25日から使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを開始します。これまで廃棄されるだけであった使用済みハブラシをリサイクルする場を提供することで循環型社会へ貢献していきます。また、適切なサイクルでのハブラシ交換を促すことで生活者の歯と口の健康維持への貢献につながるよう活動していきます。 *1 本プログラムと同様のシステムモデルで実施されるリサイクル活動において

■ リサイクルプログラム開始のねらい

当社が1914年(大正3年)に東京歯科医学専門学校(現、東京歯科大学)指導のもと、「萬歳歯刷子」を発売してから100年以上が経ち、今や日本人の約75%の人は毎日2回以上歯をみがき、日本では年間約4.5億本*2のハブラシが消費されています。 当社は、オーラルケアのリーディングカンパニーとして、長きに渡り、生活者の歯と口の健康増進を応援してきました。同時に、「環境対応先進企業の実現」を経営目標のひとつに掲げ、ものづくりの場や事業活動において環境負荷低減に取り組んでいます。これらの考えのもと、歯と口の健康のために定期的なハブラシ交換(1ヵ月に1回)を促すとともに、子どもから大人まで、多くの人が毎日の暮らしで使っているハブラシを“手軽”にリサイクルする場を提供することで、生活者の健康維持と環境負荷低減に貢献していきます。 *2 国内生産本数、全日本ブラシ工業協同組合調べ(2004年度)