TERRACYCLE NEWS

ELIMINATING THE IDEA OF WASTE®

吸い殻をリサイクル クリアファイル、灰皿に

Include Japan テラサイクル リサイクル 吸い殻
 
練馬区は7月から、庁舎内の喫煙所で集まったたばこの吸い殻、練馬区提供=のリサイクルを始める。フィルターは携帯灰皿やクリアファイルなどに、葉は紙などに、それぞれ再生させる回収プログラム「吸い殻ブリゲード」に参加する。
プログラムは、吸い殻のリサイクル事業者と無添加たばこの販売業者が共同で運営。900以上の企業や団体が参加しているが、自治体としては練馬区が初めてという。 これまで、区庁舎では年間約720キロの吸い殻を可燃ごみとして処理しており、約2万6000円の処理費用がかかっていた。区庁舎内で排出されるごみは、99%が資源化されていて、新たに吸い殻が加わることで、資源化率の向上と経費節減が見込める。 リサイクル1キロにつき事業者から100円分のポイントが付くため、区内の社会福祉法人やNPO団体に寄付する予定。区の担当者は「回収に出す準備の手間もかかるが、ほかの区施設にも広がっていけば」と話している。【五味香織】